集合
ここでは LaTeX で集合記号を書くための方法を紹介します.
(ここで紹介するコマンドはすべて数式モードで使用可能なコマンドです.)
集合演算子
集合演算子を記述するには以下のコマンドを使用します.
コマンド | 出力 | コマンド | 出力 |
---|---|---|---|
\in | ![]() |
\supseteq | ![]() |
\ni | ![]() |
\cap | ![]() |
\subset | ![]() |
\cup | ![]() |
\supset | ![]() |
\propto | ![]() |
\subseteq | ![]() |
上限・下限
LaTeX で上限を出力する場合は,\sup コマンドを,下限を出力する場合は,\inf コマンドをそれぞれ使用します.
LaTeXサンプル
\[
\sup \{1,2,3\} = 3
\]
\[
\inf \{1,2,3\} = 1
\]
LaTeXサンプルの実行結果


上極限・下極限
LaTeX で上極限を出力するには \limsup コマンドか \varlimsup コマンドを,下極限を出力するには \liminf コマンドか \varliminf コマンドをそれぞれ使用します.
LaTeXサンプル
% 上極限
\[
\limsup_{n \to \infty} a_n
\]
\[
\varlimsup_{n \to \infty} a_n
\]
% 下極限
\[
\liminf_{n \to \infty} a_n
\]
\[
\varliminf_{n \to \infty} a_n
\]
LaTeXサンプルの実行結果


白抜き文字
実数の集合を表現するときなどに使用する白抜き文字を記述するには \mathbb コマンドを使用します.
LaTeXサンプル
% パッケージ
\usepackage{amsmath}
\usepackage{amsfonts}
\[
\sup \mathbb{Z} = \infty
\]
LaTeXサンプルの実行結果

LaTeX使いの必読書
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