参考文献

ここでは LaTeX で参考文献書く方法を紹介します.


参考文献一覧の作成

LaTeX で参考文献の一覧を作成するには thebibliography 環境を使用します. 一般に,参考文献は本文の最後に記述します.

thebibliography 環境の基本形

\begin{thebibliography}{数字}
  \bibitem{キー1} 参考文献の名前・著者1
  \bibitem{キー2} 参考文献の名前・著者2
  ・・・
  \bibitem{キーN} 参考文献の名前・著者N
\end{thebibliography}

数字には参考文献の数が9件以下であれば9, 99件以下であれば99のように書きます. キーは参考文献を本文中から参照する際のキーワードです.キーの名前は重複しないようにつける必要があります.


参考文献の参照

本文中で参考文献を参照するには \cite コマンドを使用します.

LaTeXサンプル

今日よく用いられる特徴点抽出法には,ハリスのコーナー検出\cite{harris}や
SUSAN (Smallest Univalue Segment Assimilating Nucleus)\cite{susan} がある.

\begin{thebibliography}{9}
  \bibitem{harris} C. Harris and M. Stephens,
    ``A combined corner and edge detector, '' Proc. 4th Alvey Vision Conf.,
    pp.147-151, Manchester, U.K., Aug. 1988.
  \bibitem{susan} S. M. Smith and J. M. Brady,
    ``SUSAN|A new approach to low level image processing,'' Int. J. Comput.
    Vis., vol.23, no.1, pp.45-78, May 1997.
\end{thebibliography}

LaTeXサンプルの実行結果

thebibliography

LaTeX使いの必読書

LaTeXでレポートや論文を書く際に読んだ本です.よかったら参考にしてみてください.

[改訂第9版]LaTeX美文書作成入門

LaTeXの参考書としては最高の書籍です.
著者が日本におけるTeXの第一人者である奥村先生ということもあり,非常に信頼性と質が高く,LaTeXのノウハウが詰まっています.