脚注
ここでは LaTeX で脚注書く方法を紹介します.
脚注をページの下部に記載する
脚注をページの下部に記載するには \footnote コマンドを使用します.
\footnote の一般形
\footnote[注釈番号]{テキスト}
注釈番号は省略可能です.注釈番号を省略した場合は自動的に番号が振られます.
LaTeXサンプル
スヌーピーはビーグル犬です\footnote{かわいいよね}.\\
ウッドストックは鳥です\footnote[99]{キュートだよね}.
LaTeXサンプルの実行結果

表の中に脚注を記載する
tabular 環境の中では \footnote コマンドは使用できません. 代わりに \footnotemark コマンドと \footnotetext コマンドを使用します. \footnotemark で脚注の位置を指定し,\footnotetext で脚注を記述します.
\footnotemark と \footnotetext の一般形
\footnotemark[注釈番号]
\footnotetext[注釈番号]{テキスト}
注釈番号は省略可能です.注釈番号を省略した場合は自動的に番号が振られます.
LateXサンプル
\begin{table}[htb]
\begin{tabular}{|l|l|} \hline
名前 & 登場年月日 \\ \hline
チャーリー・ブラウン\footnotemark & 1950/10/02 \\
サリー・ブラウン\footnotemark[99] & 1959/08/23 \\
ライナス・ヴァン・ペルト & 1952/09/19 \\ \hline
\end{tabular}
\end{table}
\footnotetext{スヌーピーの飼い主の少年です}
\footnotetext[99]{チャーリー・ブラウンの妹でライナスのストーカーです}
LaTeXサンプルの実行結果

脚注の番号の形式を変更する
脚注の番号の形式を変更したい場合には、\renewcommand コマンドを使用して \thefootnote の定義を変更します.
コマンド | 結果 |
---|---|
\renewcommand\thefootnote{\arabic{footnote}} | ![]() |
\renewcommand\thefootnote{*\arabic{footnote}} | ![]() |
\renewcommand\thefootnote{\arabic{footnote})} | ![]() |
\renewcommand\thefootnote{\alph{footnote}} | ![]() |
\renewcommand\thefootnote{\Alph{footnote}} | ![]() |
\renewcommand\thefootnote{\roman{footnote}} | ![]() |
\renewcommand\thefootnote{\Roman{footnote}} | ![]() |
LaTeXサンプル
% 1) 2) 3)の形式に変更
\renewcommand\thefootnote{\arabic{footnote})}
スヌーピーはビーグル犬です\footnote{かわいいよね}.\\
ウッドストックは鳥です\footnote[99]{キュートだよね}.
LaTeXサンプルの実行結果

LaTeX使いの必読書
LaTeXでレポートや論文を書く際に読んだ本です.よかったら参考にしてみてください.
LaTeXの参考書としては最高の書籍です.
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